
🚞 ノリが行きたいヨーロッパ鉄道旅
ベルニナ急行:バリアフリー鉄道旅ガイド《保存版》
— アルプスを“越える”のではなく、“味わう”。世界一美しい展望鉄道へ。 —
① イントロ(この旅の魅力)
ベルニナ急行は、スイス・クールからイタリア・ティラーノまで、
アルプスを南北に貫く“世界遺産の鉄道” です。
・車窓に広がる氷河、
・赤い列車と白い雪のコントラスト、
・湖面の青、
・高架橋を渡るスローモーションのような走行──
すべてが“世界で最も美しい鉄道路線”と言われる理由です。
バリアフリー整備も進んでおり、
車いす・歩行補助具ユーザーでも、安心して絶景を丸ごと楽しめるのが最大の魅力です。
② ベルニナ急行とは(概要)
- 運行区間:クール(スイス)〜ティラーノ(イタリア)
- 所要時間:片道 約4時間
- 世界遺産認定:レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線
- 特徴:急勾配区間が多いがラックレールを使わず走る珍しい鉄道
- 座席:事前予約制(パノラマ車両あり)
特に 「白い世界から緑の世界へ移り変わる映画のような車窓」 が人気です。
③ バリアフリー情報(とても重要)
ベルニナ急行は、ヨーロッパの山岳鉄道の中ではバリアフリーがかなり進んでいます。
■ 1)主要駅のバリアフリー
駅 バリアフリー対応 特徴
サンモリッツ駅(St. Moritz) ◎ エレベーター完備、ホームはフラット。拠点として非常に使いやすい。
ポントレジーナ駅(Pontresina) ◎ ベルニナ線乗り換えの主要駅。介助依頼がしやすい。
ティラーノ駅(Tirano) ○ 平坦。駅周辺に飲食店多数。
※ノリの旅シリーズでは 拠点=サンモリッツ が最適。
■ 2)車両のバリアフリー
- パノラマ車:車いすスペースあり(要予約)
- スタンダード車:段差は小さい。スタッフが乗車をサポート可能
- トイレ:一部のパノラマ車両に車いす対応トイレ
乗車前に駅でヘルプ依頼をしておくと安心です。
■ 3)観光地でのバリアフリー
ベルニナ急行の見どころの多くは“車窓”なのがポイント。
降りずに観光が成立するため、バリアフリー旅に向いています。
特に:
- モルテラッチ氷河(車窓から見える)
- ベルニナ峠(Ospizio Bernina):駅周辺は比較的フラット
- ラーゴ・ビアンコ(白い湖):車窓から最高の風景
- ブルージオのループ橋(Brusio Circular Viaduct):列車に乗ったまま絶景を体験
④ モデルルート(ノリ向け・一番人気ルート)
🌟 最も人気:サンモリッツ ⇄ ティラーノ 往復の“ゆっくり旅”
■ 午前:サンモリッツ → ティラーノ(パノラマ車)
- 湖と氷河の絶景区間
- 写真撮影ポイント多数
- 途中下車せずに楽しめるのが強み
■ 昼:ティラーノでランチ
ティラーノはイタリアらしく
パスタ、ジェラート、リゾット が美味しい。
ノリのグルメ要素にぴったり。
■ 午後:ティラーノ → サンモリッツ(スタンダード車)
- 少し車両タイプを変えて雰囲気を楽しむ
- 逆方向の景色がまた違って見える
※国境越えはあるが、鉄道旅なので手続きは不要。
車いすユーザーでもスムーズ。
⑤ 必要アイテムリスト(旅を安全にする必須装備)
ノリの“バリアフリー30のリスト”から
ベルニナ急行に特に重要なものを抽出します。
- スワニーバッグ(転倒防止+荷物サポート)
- 軽量カーボン杖
- お風呂用滑り止めシューズ(ホテル用)
- モバイル翻訳機(安全策)
- プリントアウトした「指差しイングリッシュPDF」
- 防寒具(山岳地帯なので気温差が激しい)
- モバイルバッテリー
- 薄い手袋(車窓撮影時に便利)
⑥ 周辺の観光スポット(無理なく行ける場所)
- サンモリッツ湖周辺散策(ほぼフラット)
ゆるやかな湖畔の散歩は、負担が少なく風景は素晴らしい。
- ディアボレッツァ展望台
ロープウェイで上がれるが、冬は滑りやすいので注意。
展望台はバリアフリー対応で眺めが圧倒的。
- ポントレジーナの小さな街歩き
静かで、サンモリッツより落ち着いた雰囲気。
石畳はあるが、短距離なら楽しめる。
⑦ まとめ:なぜノリはベルニナ急行に行きたいのか
ベルニナ急行は
“がんばらなくても絶景が全部手に入る鉄道” です。
・歩かなくても絶景が見える
・移動自体が観光になる
・スイスの中でも特にバリアフリーが整っている
・赤い列車とアルプスの写真が「作品レベル」で撮れる
ノリの“ゆっくり無理なく楽しむ旅” に
まさに理想的な鉄道旅と言えます。
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