安心トリプルガイド
オーストラリア編|ステップ2:バリアフリーツアー
— 空港に近い・移動が少ない・失敗しない設計 —
① ステップ2の役割(情報編との違い)
- ステップ1:判断材料(行ける国か)
- ステップ2:現実的な旅の形(どう行くか)
- ステップ3:体験の物語(行った先で何を感じるか)
このステップ2では、
「実際に行ける・疲れない・戻ってこられる」
ことだけを重視します。
② オーストラリアの拠点都市はどこが最適か?
結論:シドニー or メルボルンの二択
理由は明確です。
観点 シドニー メルボルン
国際線 ◎ ◎
空港→市内 ◎(電車・タクシー) ◎(スカイバス)
バリアフリー交通 ○ ◎(特にトラム)
観光の密度 ◎ ○
初心者向け ◎ ◎
👉 初回はシドニー
👉 公共交通重視ならメルボルン
③ モデルツアー概要(基本設計)
■ 日程
4泊6日(現地3日)
※ 無理をしない最短安全設計
■ コンセプト
- 長距離移動をしない
- 1日1〜2スポット
- 市内完結型
④ モデルプランA|シドニー拠点・安心型
【1日目】日本 → シドニー(移動のみ)
- 夜便 or 昼便で到着
- 空港サポート利用
- ホテル直行・何もしない
👉 到着日は「旅を始めない」
【2日目】シドニー市内・超ゆったり
午前
- ホテル周辺を軽く散策
- カフェ休憩多め
午後
- シドニー・オペラハウス外観見学
(段差少・舗装良好)
ポイント
- 建物に入らなくてOK
- 景色を楽しむだけで十分
【3日目】港と自然を感じる日
午前
- シドニー湾クルーズ(バリアフリー対応船)
午後
- ダーリングハーバー
(平坦・トイレ・飲食すべて揃う)
👉 この日が実質メイン
【4日目】完全休養 or 予備日
- 体調が良ければ
・水族館(バリアフリー)
・博物館
- 疲れていれば
・ホテルで休養
👉 「何もしない」選択肢を残す
【5日目】帰国
- 早めに空港へ
- 焦らないスケジュール
⑤ モデルプランB|メルボルン拠点・公共交通型
特徴
- トラム(低床)が非常に優秀
- 街全体が碁盤の目で移動が楽
内容(概要)
- 市内無料トラム圏内中心
- カフェ文化・美術館・川沿い散策
- 坂が少なく疲れにくい
👉 車いす利用者には特に相性が良い
⑥ 宿泊ホテルの選び方(ステップ2重要項目)
必須条件
- 空港アクセスが簡単
- Accessible Room明記
- フロント24時間対応
エリア目安
- シドニー:CBD / ダーリングハーバー
- メルボルン:CBD中心部
⑦ このツアーで「やらないこと」
✖ 国内線で地方へ飛ばない
✖ 日帰りで遠出しない
✖ 有名観光地を全部回らない
👉 「引き算の設計」こそ安全
⑧ このステップ2が向いている人
✔ 初オーストラリア
✔ 初バリアフリー海外
✔ 体調に波がある
✔ 一人旅・少人数旅
⑨ ステップ3へのバトン
次は
ステップ3:体験型小説編です。
- 「空港で感じた安心」
- 「何もしない日が救いになったこと」
- 「世界は思ったより優しかった」
これを
物語として残すことで、
次の人の背中をそっと押します。
✈️ ステップ2まとめ
オーストラリアのバリアフリーツアーは、
広い国を旅しないことが成功の鍵です。
「行ける場所」ではなく、
**「安心して戻ってこられる場所」**を選ぶ。
それが、このツアーの設計思想です。
次は
👉 ステップ3:オーストラリア体験型小説編
を書きましょうか?
(シドニー編/メルボルン編、どちらにしますか)


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