：PMAとは何か ― 教師こそが心の指導者である

池田徳幸（ILE池田塾ノリ）
2025年5月22日 19:21

第1章：PMAとは何か ― 教師こそが心の指導者である
1-0【前書き】
教師という職業ほど、日々迷い、揺れ動き、挑戦と希望のはざまで葛藤する仕事はないかもしれません。
教室には、未来があります。
しかしその未来を照らす灯りは、時として薄暗く、
不安、諦め、無力感に包まれることもあるでしょう。
今、日本中、いや世界中の教室で、静かに、しかし確実に「希望の火」が小さくなっています。
原因は、制度でも、時代のせいでもありません。
私たち大人、特に教師自身が、知らず知らずに「無意識の否定的習慣」に染まってしまっていることに気づかないからです。
私は、長年教師を支援し、共に歩んできました。
その中で、どんな環境でも、どんな生徒でも、奇跡を起こす先生たちには、
一つの共通した「マインドの習慣」がありました。
それが**PMA（Positive Mental Attitude）です。
これは単なるポジティブシンキングではありません。
現実の困難を直視しながら、「それでもできる」「それでも未来は変えられる」と信じ、行動する教師だけが手にできる、「教育者のための希望の哲学」**です。
この本では、あなたの教室に、そしてあなた自身の心に「希望の火」を再び灯すための、
7つのPMA実践習慣を、教師の日常に合わせて具体的に紹介していきます。
子どもたちに「できる未来」を渡すには、
まず教師であるあなた自身が、「できる自分」を信じる習慣を手にすることから始まります。
さあ、あなたの教室に、PMAという「希望のランプ」を灯しましょう。